21/22  ALC R159

2021・2・14 武石番所が原スキー場

気温だいたい5度くらい 雪質はややハードな圧雪

 

ハードパックスノーやアイスバーンでのエッジグリップと滑走性能の両立、そして操作性能を追求し、レースコースでのテストを経て誕生しました。

昨今、アルパインボードでは必要不可欠となってきているスノーボードプレートの使用を前提として、4×4インサートホールを搭載しない仕様としました。インサートパターンは、現在最も汎用性の高いALLFLEXのホールパターンを採用すると共に、ライダーの好みに合わせて選択可能なALC独自のインサートホールも搭載しました。バインディング、プレート、すべてを自社開発、生産しているALCのメリットを最大限活かすべく、プレートの選択も併せてご検討ください。

今期はまず、男性用のモデルとして、R62、R81という2サイズをラインナップ。レース競技やテクニカル競技で活躍できるスペックです。

Made in Japan、高品質なスキー・スノーボードを生産し続ける『小賀坂スキー製作所』での生産です

 

メーカーサイトはこちら

 

 https://alc-snow.jp/snowboard/

ALC エーエルシー プレート RC15G アルペン ボード パーツ 送料無料

価格:99,000円
(2021/2/24 21:45時点)
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外観

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ノーズ幅 不明mm

ウェスト幅 不明mm

テール幅 不明mm

サイドカーブ 不明m

 

滑走インプレッション

 

来シーズンから販売される予定の新レングスです。

生産は小賀坂にて行われるようで、アウトラインやノーズ形状はEVOやRXとよく似ています(同じか?)

セットバックは少な目でノーズが短く感じます。

前回紹介したR62よりも薄いメタル板を使用しているらしく、短いレングスの割にはしっかりと撓みを感じることができます。

短いレングスと深いサイドカーブのおかげで短く、早いターン仕上げが可能です。

推進力も高く、よく走りますが跳ねるような荒い習性はなく、雪面コンタクトを失いにくくレースボードとして優秀です。

 

センター部はやや硬さを感じますが、今回使用したロックプレートよりもALC製のプレートの親和性を考慮しての事だと思います。

 

難点を挙げると

ターンサイズが小さくなりやすくFISセットのようなふり幅が大きく、インターバルも短いようなセットでは使えそうですが、JSBAでよくある15m程度のインターバルでは間違いなく間延びすると思われます。

テクニカル使用はショートターンに限られると思います。急斜面でもフルカービングで行けそうです。

 

 

どんなユーザーに向くか

・どんなセットでもフルカーブしたい人

・短いエッジングでターンする人

ALCプレートを使用している人

 

超私的採点

カービング 120

スライド  90

ノーズのグリップ 110

テールのグリップ 120

体感重さ 100(重いほど高得点)

体感硬さ 120(硬いほど高得点)

回転性能 100

安定性  90

板の走り 120

コストパフォーマンス 95