21/22 GRAY FORCE 162

2021・4・3 HAKUBA47スキー場

気温だいたい10度くらい 雪質はシャバ雪下地なし

 

 

ウッドコア+ファイバーグラスで、扱いやすく高反発。軽快な乗り味のFORCE。

フルファイバーグラスのラミネーションと、Valio Camber、そして独自のハンマーヘッド理論によるシェイプの組み合わせがForceシリーズ。ファイバーグラス独特の、軽快な乗り味が特徴のハイパフォーマンスモデル。

 

メーカーサイトはこちら

graysnowboards.co.jp

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 今回はテクニカルでお馴染みのGRAYのエントリーモデルです。

フリーカービングモデルになるのでノンプレートで試乗させていただきました

そもそもVISTホールすら開けられていなかったのでシリアスな使い方には不向きであろうと思われます。

この日の雪質はとにかく春の雪で底なし湿雪と時折ブレーキ雪なので気楽に乗ることにしました。

試乗してみるとノンメタルならではの軽さと反発があります。

しかし、暴れるような性質は無く意外としっかりカービングしてくれます。

ノーズのシャベルが大き目で走破性も高いです。

こちらから強い圧をかけると反発が強くなりますが、ただ乗っているだけでも綺麗にカービングしてくれる優等生です。

特筆すべきはGRAYならではの山回りの回転弧の深さで、フリーカービングでもターンの後半で回り込んでくる動きは加速感が味わえて楽しいです。

難点はこの武器でもある山回りで、加速感があるだけで加速はしていません。

タイムを出すための滑りには応えてくれないですし、回転弧も深くなりすぎます。

 

テクニカルでの使用が最も適切で、綺麗なターン弧を描けるため検定などで威力を発揮しそうですが、山回りアピールなボードなのでレーサー系のジャッジには通用しないと思います。

 

超私的採点(レースボードとしての採点です)

カービング 100

スライド  100

ノーズのグリップ 100

テールのグリップ 100

体感重さ 90(重いほど高得点)

体感硬さ 85(硬いほど高得点)

回転性能 100

安定性  65

板の走り 85

コストパフォーマンス 85