2022・3・12 菅平高原スキー場
気温だいたい10度くらい 雪質はかなり柔らかい春雪ギリギリ下地あり
「RX」 は、アルパインボードのレーシングモデルです。プロレーサーとしても活動し、2020年JSBA全日本テクニカル選手権で準優勝を果たした富田陽介プロが使用しているモデルです。レースシーンでは、安定したエッジグリップと瞬時の対応力が求められます。それらのリクエストに応えるために、トップシートには滑走面と同じ素材であるポリエチレン(PE)と、芯材の上下にメタル(A7178)を採用しています。芯材を中心としてバランス良く構成した上で、フレックスバランスやアーチ形状を絶妙に調整することにより、エッジグリップの良さと扱いやすさを同時に実現しました。また、このボードは ALCプレートおよび IRON ROCKプレートの装着を想定して設計していますが、プレート未使用でも十分に力を発揮することができます。これらを理由に「RX」 は、レーサーだけでなく、テクニカル選手達からも高い支持を得ています。
OGASAKA オガサカ BOSTON BAG ボストンバッグ 収納 スノーボード【あす楽対応】 価格:5,280円 |
ノーズ幅 259.8mm
ウェスト幅 202mm
テール幅 239.8mm
サイドカーブ 11m
滑走インプレッション
定番オガサカRXです。
新カラーが目を引きます。シェイプにも変更があるようです。
今回はプロ戦とG2レースが併催されている中、アルペンブランドが大多数の試乗会で、参加者の多くがアルペンボーダーなのですが、オガサカの試乗ブースにはこのRX162とレディースモデルのLX157だけしか用意されていませんでした。(試乗に貸し出されていたわけではなく用意されているボードがたったの2本でした)
長く国産トップブランドを張っていたオガサカですが、レーサーへの販売は諦めてしまったのかと少し残念な気分になりました。
滑走した感触は小賀坂らしい強力なエッジグリップを感じます。
ノーズ近辺のフレックスが硬めなのでゴリゴリ雪面に食い込んでいきます。
ノーズの撓みを作るポジション取りをしていればグイグイ曲がってくれます。
アウトラインが変わったようですが以前のモデルとあまり変わらないような感じです。
難点を挙げると
強力すぎるエッジグリップのせいでターン自体が減速系です。
全体的にもう少し柔らかければ雪面に潜る量も少ないと思うのですが。
テクニカルでの使用であればかなり好印象です。
しっかり走りの出る板ですし、前目のポジション取りがいいので上体を被せた基本姿勢でスピード感を見せることができるでしょう。
どんなユーザーに向くか
・OGSAKAが好きな人
・テクニカルユーザー
超私的採点
カービング 95
スライド 100
ノーズのグリップ 100
テールのグリップ 90
体感重さ 105(重いほど高得点)
体感硬さ 110(硬いほど高得点)
回転性能 105
安定性 90
板の走り 105
コストパフォーマンス 75