2024・2・12 菅平高原スキー場
気温だいたい0度くらい 雪質はややソフト
瞬発力を高める新素材F-TEX。 狙った滑走ラインを駆け抜ける新シェイプ。 操作性能を維持しながら瞬発力を高めた新設計コア。 AMICSS Factory Racing Team とDevelopment teamが 勝利を追い求めるアスリートに贈る。 Factory Team が導き出した勝つための答え
それがWorldcup-Factory Model
23-24 AMICSS/アミックス XFIT クロスフィット メンズ レディース スノーボード ラントリ グラトリ 板 2024 価格:70100円 |
おそらく現在日本国内で最も注目されている水色アミックスです。
気になっている方も多いと思います。
今までのRCV、WCとはシェイプが変わっており、見た目はやや細く感じます。
新開発のトップシート材を使用しており昨年までのWCより薄くなっているようです。
当然、軽量化が期待されるわけですがそのあたりは誤差なのか持ってみてもよくわかりませんでした。
滑ってみると
162SL同様エッジグリップ力が強烈です。
どのような状況でも噛みついて直進したがるボードなのはファクトリーモデルのコンセプトなのでしょう。
硬さはWCよりもノーズ方面にややしっかりさを感じます。
捉えやエッジグリップの強さもこのあたりの張りからくるものかもしれません。
SL同様しっかり板を立てたうえでプレッシャーを掛けないと途端に落とされる感じです。緩斜面のゴール手前のワンターンすら油断できない常に全力ターンを求められるボードです。
国内におけるアマチュアの主なレースは単走GSということもありインターバルも23m以上あることを考えればそれほどきっちり踏まないでもうまく最短ラインを落ちてくれるボードだと思いますが、
このボード製作者が思っているインターバルの短いワールドカップにおけるPGSが戦場と考えるととても曲がり切れる力量は自分には無いです。
しっかり乗れるレーサーには強力な武器になる反面、油断した乗り方のできないボードですのでシニアに至る自分や体重の軽いレーサーには体力的にきついボードに思います。
ただし、「乗れれば速い板」なのでチャレンジの価値はあります。
テクニカルでは
もともと直進性が高く落ちていきたがるボードなので点数出ないでしょう。
どんなユーザーに向くか
・自称ではない上級スノーボーダー
・ガチなレーサー
・乗せられてもついていける根性のある人
超私的採点(GSレースボードとして)
カービング 100
スライド 100
ノーズのグリップ 105
テールのグリップ 105
体感重さ 100(重いほど高得点)
体感硬さ 110(硬いほど高得点)
回転性能 95
安定性 110
板の走り 100
コストパフォーマンス 100