2020・2・22 菅平高原パインビークスキー場
気温だいたい7度くらい 雪質は悪くなく下地は充分あり
メーカーサイトはこちら
http://oxess.ch/86/en/snowboards/race
国内サイトはここ数年停止しています
19/20モデル Oxess Race TitaniumMサイズ Black 価格:37,600円 |
ワールドカップでの使用率がトップクラスのオクセス
今回試乗したモデルは
GSボードで長さは180cmです。
国内では清水大智プロがこのサイズを使用しています
オクセスはフレックスオーダーでき、体重も設定できます
また、サイドカーブやウエスト幅など、細かいオーダーも可能です
このモデルはミディアムだそうです
外観
接雪長 1660mm
ノーズ幅 248mm
ウェスト幅 200mm
テール幅 230mm
サイドカーブ 17m
滑走インプレッション
我々体力の下り坂に差し掛かったアマチュアには一番お世話になりやすいサイズ感です。
板自体は結構張りと重さを感じます。
メーカー曰く板の製造時に真空パックのような方法でプレスするらしく、中身がぎっしり詰まっている感じでしょうか。
実際滑ってみると硬さや重さは粘り強さに変換されます。
フルカービングではターンの始まりから板全体がグリップしスピードを変えずにターンを終わらせてくれる。
スライドを使う場面でも振り出しの重さはやや感じるものの引っかかりなくスムーズなスライドをします。秀逸なのはグリップに入りたいタイミングで一発でグリップしてくれる。板全体にパワーがあり、アルフレックスとのコンビネーションが良い。
ハードパックな条件かつ振られたゲートで威力を発揮しそうです。
難点を上げると板の力が強すぎてこちらの体力が追い付かなくなる。
リフト数本で疲れました。
また、フレックスが強いので柔らかい雪質で潜る可能性がりますがうまくカスタムオーダーできれば問題ないのでしょう。
テクニカルなどでの使用も良いと思いますが、弧は描けるけれども加速感は演出しにくい板です。
どんなユーザーに向くか
・安定してカービングしたい人
・硬い雪面コンディションでタイムを出したい人
・ゲート内でもなるべくフルカービングでクリアしたい人
超私的採点
カービング 90
スライド 85
ノーズのグリップ 90
テールのグリップ 90
体感重さ 80(重いほど高得点)
体感硬さ 85(硬いほど高得点)
回転性能 90
安定性 95
板の走り 75
コストパフォーマンス 80