20/21? SWOARD EXTREME CARVER PRO 161H

2020・3・14 八千穂高原スキー場

気温だいたい-5度くらい 雪質はやや湿雪が15cmほど積雪。わずかに下地がある状態。

 

メーカーサイトはこちら

https://www.extremecarving.com/

 

なかなかお目にかかれない珍しい板をお借りしました。

VIRUSなどと同じくエクストリームカービングに特化したメーカーです

 

外観

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 ノーズ幅 不明ですがかなり太い

ウェスト幅 不明ですがかなり太い

テール幅 不明ですがかなり太い

サイドカーブ 不明ですが浅い

 

滑走インプレッション

 

久々にノンプレートでの試乗になります。

一応メタルシートが入っているらしいですが軽量でフレックスは柔らかめです。

161のレングスですがセットバックが少なく、ノーズが短く感じます。

板全体の厚さは薄めで、どこかが硬かったりなどはなく均一なフレックス感です。

スイスメイドのようですが作りはとても粗い感じがしました

 

滑走してみるとエッジグリップが良好で、ヌルッと雪面にコンタクトします。

フレックスは弱めなのでこちらからプッシュするとエッジが抜けやすく、ターンの抜け出しは遠心力が終わるタイミングになるので、山回りがとても長引きます。

また、板全体が太いので足元を使うクイックな操作はきついです。

そもそもそういった操作をする板ではありませんね。

 上記の性格からセンター軸で乗ってヴィッテリーに励んでみましたが、

ミドル大き目くらいのターンサイズで板に任せれば「やっぱこれだわ」な感じでした。

スピードが出にくいのでもう少し長い板なら最高に楽しそうです。

 

JSBAテクニカルでもヴィッテリーの種目がありますので専用板で臨むのも良いかもしれません(公式用品かどうかは不明です)

 

 

どんなユーザーに向くか

・雪面コンタクトが大好きな人

・より簡単に角付けをマスターしたい人

・ゲレンデ外のサイドカントリーなどに入る人

・目立ちたい人

 

超私的採点(SLボードとして)

カービング 90

スライド  40

ノーズのグリップ 90

テールのグリップ 90

体感重さ 60(重いほど高得点)

体感硬さ 50(硬いほど高得点)

回転性能 50

安定性  70

板の走り 20

コストパフォーマンス 70