気温だいたい0度くらい 良い勘違い雪
「RX」は、ワールドカップモデル「LX」のテクノロジーを反映させつつも乗りやすさを追求したアルパインボー ドのレーシングモデルです。レースシーンでは、安定したエッジグリップと瞬時の対応力が求められ、それら のリクエストに応えるため、トップシートには滑走面と同じ素材であるポリエチレン(PE)と、芯材の上下に メタル(A7178)を採用しています。芯材を中心としてバランス良く構成した上で、フレックスバランスやアー チ形状を絶妙に調整することにより、エッジグリップの良さと扱いやすさを同時に実現しました。また、この ボードはALCプレートおよび IRON ROCKプレートの装着を想定して設計していますが、プレート未使用でも 十分に力を発揮することができます。22-23モデルより新型となり、「LX」ではちょっと難しいと感じていた方 にもちょうど良いサイズ展開となりました。「RX」は、プロレーサーとしても活躍し、2022年JSBA全日本テク ニカル選手権でも優勝を果たした黒木あかりプロが使用しているモデルです。
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価格:160,600円 |
今回よりレースボードを中心にレビューしていきます
プレートはシンラインを主に使用します。
今回はオガサカのRXです。ピンクと赤の中間のようなカラーリングで珍しい感じです。
トップシートの材質は今まで通りのようです。白系よりは汚れが目立ちにくいと思います。
試乗した感想は
オガサカらしい強めの板の張りで荷重することで強力なエッジグリップを生み出します。特にノーズ近辺の掛かりが強く、ターン前半から内側へ食い込んできます。
ターンの抜け出しも加速感が強く、板が浮く感じがあります。
難点を挙げると
テールのグリップがやや弱く、抜けてしまうことがありました。
自分の滑りでは乗る位置を見つけることができませんでした。
また、ノーズの引っかかりが強いためスライドがやりにくい印象です。
これも乗り位置の問題かもしれません。
しっかり曲がってしっかり走るのでテクニカル向けのボードだと思います。
ズレにくい性質もテクニカルであればハマると思います。
どんなユーザーに向くか
・テクニカルユーザー
・フルカービングしかやらない人
超私的採点
カービング 100
スライド 90
ノーズのグリップ 100
テールのグリップ 90
体感重さ 100(重いほど高得点)
体感硬さ 100(硬いほど高得点)
回転性能 105
安定性 95
板の走り 105
コストパフォーマンス 80