22/23 ALC R181M

2022・2・6 武石番所が原スキー場

気温だいたい-3度くらい 雪質は前日にやや積もったややソフトな勘違い雪

 

22-23シーズンのALCスノーボード『R』シリーズがメタルモデルに生まれ変わります。
サイズ展開は21-22シーズンと同様に、男性用SLモデルの159cmと162cm。同じく男性用GSモデルの181cmと186cmの合計4サイズとなります。各モデル名の後ろに『M』とつくメタルモデルは、補強材のグラスファイバーを排する代わりに、メタルシートの厚みを増しています。板のたわみをきれいに生み出せることで、しなやかに雪面に追従する特性となり、アイスバーンやレース時に掘れて硬い下地が現れた際のグリップ力が飛躍的に向上しています。
レーシングモデルの位置づけですが、フレックスが柔らかめのプレートを装着して(ALC MC21シリーズ等)、テクニカル競技での活躍も期待できます。

 

 

21-22 ALC BINDING エーエルシー ビンディング Sサイズ Mサイズ アルペンボード バインディング 2021 2022 送料無料

価格:50,600円
(2022/3/9 21:34時点)
感想(0件)

f:id:housandango1911:20220206175836j:plain

f:id:housandango1911:20220206175847j:plain

ノーズ幅 251.5mm

ウェスト幅 202mm

テール幅 231.5mm

サイドカーブ センター18m

 

滑走インプレッション

徐々に使用者が増えてきたALCの板です。

生産は小賀坂にて行われており、アウトラインやノーズ形状はEVOやRXとよく似ています

来シーズンモデルよりメタル層の厚みが増します。

穴位置もたくさんあり通常のアルフレックスホールよりも短い位置でALCプレートを装着でき、より短い時間でのエッジングができるようになるらしいです。

板自体のエッジグリップは非常に高く、雪面に強く食い込みます。

181cmは比較的サイドカーブが深めで低速でも扱いやすいです。

板の走りはおとなしめで操作性が高い板です。

 

難点を挙げると

オガサカらしいノコギリのようなエッジの感触で、カーブを描くためのエッジグリップは充分なものの、必要以上に雪面に食い込む感じです。

いわゆるゴリゴリカービングが得意な板のようで、板の走りがやや控えめな感じと相まって切り替えを乗り手が自発的に行わないとずっとターンが続いてしまう感覚です。

 

テクニカルでの使用では、その強力なエッジグリップでフリーライディングなどのスピードを求めるカービングの演技には向くと思います。

 

どんなユーザーに向くか

・いままでオガサカを使用していた人

ALCプレートを使用している人

・深回りカービングが好きな人

 

超私的採点

カービング 100

スライド  95

ノーズのグリップ 95

テールのグリップ 90

体感重さ 105(重いほど高得点)

体感硬さ 110(硬いほど高得点)

回転性能 100

安定性  105

板の走り 90

コストパフォーマンス 75