気温だいたい0度くらい 良い勘違い雪
「LX」は、OGASAKA SNOWBOARDSがこれまで蓄積してきた経験や技術を駆使した、アルパインスノーボードのトップスペックモデルです。
操作難易度が非常に高く、かなりの滑走スキルを要求されますが、高速安定性と加速性は全モデルの中でも群を抜いています。
ゲレンデクルージングではしなやかなカービング、ゲートバーンでは安定したエッジグリップが際立ち、ターン前半から思いきり身体をフォールラインへ落とし込んでいけます。
サイドカーブが浅いため、ターン前半でしっかりとボードをたわませていかないと容易に操作ができないといった短所もありますが、これを乗りこなすことで、新しい滑りの世界が開けるはずです。
23-24モデルは、女子選手用のサイズ「160」と「182」がフルモデルチェンジ。
トータルバランスを調整し、ロングサイズでありながらも扱いやすさを実現しています。
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価格:203,500円 |
今回はオガサカのLXです。数年前に斯波選手のシグネチャーとしてデビューしたLXですが現在は斯波選手は小賀坂を離れてしまいました。
デザイン、アウトラインは初年度から変わっていないようです。
前回同じ板を試乗した際はバーンがあまり良くなかったので難しさだけが際立ちましたが今回の試乗した感想は
やはり張りはかなり強いです。すべてのターンを全力で行えれば板のパフォーマンスは発揮できます。
板の走りはオガサカにしては強くなく、安定感が際立ちます。雪面にどっしり食い込むパワーがあります。
難点を挙げると
当然、手を抜いたターンはできません。エッジングや加圧が遅れると途端に真っすぐ動き出します。この辺りは初代の名器オガプロを彷彿させます。
一定リズムのゲートであればある程度タイムが出せそうですが実際はそういったセットは無いので・・・
ターンに規制の少ないテクニカルであればある程度自由に扱えるとは思います。
どんなユーザーに向くか
・テクニカルユーザー
・難しいボードで修行したい人
超私的採点
カービング 100
スライド 90
ノーズのグリップ 100
テールのグリップ 100
体感重さ 110(重いほど高得点)
体感硬さ 115(硬いほど高得点)
回転性能 85
安定性 115
板の走り 90
コストパフォーマンス 80