18/19 KESSLER THE ALPINE 162

2020・3・6  エコーバレースキー場

気温 3度くらい 雪質 硬めのカンチガイ雪

 

リアルレーサーに向けて開発されたピュアレースボード。
ワールドカップ選手の要望に応え、THE ALPINEにALLFLEXインサートを追加したスペシャルモデル。
プレート装着時に最高のパフォーマンスを発揮するよう、フレックスはALLFLEXモデル専用設計。

 

メーカーサイトはこちら

https://www.sports-w.com/snow/kessler/

KESSLER EYEWEAR サングラス No.9 CAMO BLACK UV・偏光レンズ ケスラー SPASHAN スパシャン

価格:16,500円
(2020/3/7 18:00時点)
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 量産型ケスラーです。

昨年までは斯波正樹選手もこのモデルを好んで使用されていたそうです。

試乗ボードは18/19でしたので数年は使用されているものと思われます。

今期もモデルチェンジはされていないのでしょう。

それだけ完成されたボードなのだと思います。

 

外観

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ノーズ幅 264mm

ウェスト幅 200mm

テール幅 240mm

サイドカーブ 7-12m

 

滑走インプレッション

やはりこの板も軽く、薄い感じでケスラープロダクション大きな特長を感じます。

ノーズ近辺は柔らかめですが、ロッカーは少ない感じでターン始動はスルっと入れ、急激な所がなくスムーズです。全体的に柔らかめの板ですがエッジグリップは充分強く、抜けたりや暴れたりは感じません。

スライド系の操作も引っかかりなくイメージ通りの動きをしてくれ、安心できる板です。

 

難点はこのシリーズ全てに言えることですがソールの滑走性がいまいちで、毎日チューンしてやらないと緩斜面はしんどいです。

また、ノーズ近辺は滑走中に振動を感じます。前途していますが抜けたりズレたりはないので気にしなければ問題ないと思います。

ターンは自在に作れる板なのでテクニカル使用も良いかと思いますが、テクニカル中心で活動される人には少し物足りないフレックス感かもしれません。

 

どんなユーザーに向くか

・様々なテクニックを駆使するレーサー

・安定したタイムでゴールしたいレーサー

・アルフレックス系プレートを持て余している人

 

超私的採点

カービング 95

スライド  80

ノーズのグリップ 80

テールのグリップ 90

体感重さ 70(重いほど高得点)

体感硬さ 70(硬いほど高得点)

回転性能 85

安定性  85

板の走り 85

コストパフォーマンス 90