19/20  ALC   CC PLATE

こちらも昨年試乗させていただいたプレートです

 

メーカーサイトはこちら

https://www.facebook.com/alcplate/

 

 

外観

写真の説明はありません。

 

 

 

 

使用感

普段からアルフレックス中毒になっておりますのでこのプレートの最初の使用感は

軽い、柔らかいでした。板自体のフレックスを殺さずに使用できる感じで、トーションを使ったような足の動かし方も比較的やりやすいです。

ルフレックスホールしか装備されていない自分のアミックスにはプレート無しで乗る選択肢が存在しないことと、極めて柔らかい荒れたコースでのアルフレックスの不要性を考えるとこういったプレートの装着も選択肢に入って良いと思います。

 

良い点

  • センターの棒の増減でプレート自体のフレックスをコントロールできる
  • 比重の軽いパーツが主なので一体型プレートにしては軽い
  • センター部分がカーボンになるためトーションが出やすい

 

悪い点

  1. センターが軽くなるためスイングウェイトは重く感じる
  2. カーボンがサスペンションのような役割を果たすのでダイレクト感がない
  3. フレックスしやすいためプレッシャーがセンターに集中する
  4. フレックスしやすいためスタンスが内向きになる
  5. トーションが出やすい構造のためプレッシャーのかかりが遅い

 

といった感想です。

悪い部分ですが1は構造上仕方なく、全体としては軽いので操作性はアルフレックスと同等レベルです。

2、3は中折れしやすい構造上、プレッシャーが雪面に伝わるタイムラグがあり、アルフレックスのように前後のブラケットがスライドしないため四隅を押す力が弱く感じます。

4は感覚的に平板に乗っているときのようにターンピークで両膝がくっつくような感じです。アルフレックスやビストは前後の幅とカントが維持されやすいのですがALCはフレックス感があるため内向きに絞られます。

5は良い点でもあるのですが、ハードパックでは不利になると思います。

4、5に関してはカーボンロッドの増量などで解消できるかもしれません。