23/24 SINLINE PLATE WORLDCUP

2023・2・17 武石番所が原スキー場

気温だいたいー3度くらい 雪質はほんの少し硬めの勘違い雪

 

GRAY SNOWBOARDS [ PLATE CASE @6800] グレイ スノーボード【正規代理店商品】【送料無料】

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23シーズンの最初のレビューはこのプレートから行いたいと思います。

2年前にアミックスが代理店となって販売されているシンラインプレートの新型です。

以前のシンラインプレートはVISTのような左右のラダー状形状のプレートに天板が付いた形状でしたが、今回はアルフレックスのようなワンピースの金属プレートになっています。

前後の可動部分の構造は以前のものと変わりなくロータリー式のものが使われています。

センターの部分は板バネが倍増されています。アルフレなどより少しだけ取り付けが楽だったシンラインですが今回はネジの本数はアルフレと同じになりました。

ワンピース構造になったため重量面も増加しておりますがそれでも軽めです。

 

滑走してみた感想ですが、シンラインに比べて予想通りトーションが硬く、強いです。

おかげでエッジングにおけるパワー伝達はノーマルのシンラインより上だと言えます。一発でエッジングが決めやすいため、カービングに特化した滑りやある程度以上の能力のあるレーサーには好まれそうです。

逆にトーションが少なくなったせいで小細工が効きにくくなっていますのでゲート途中でのライン調整やずらしなどは難しく感じます。また、アルフレックスよりも高さが低いため、プレートにより強さを求めるのであればアルフレックスに軍配だと思われ、シンラインWCはやや中途半端と言えます。

SLでシンラインを愛用しているけどGSだと不安に感じている方にはうってつけかもしれません。

インフレが起きているレーシングプレート業界で10万円台をキープしている価格設定も個人的には有難いです。