2023・2・26 白馬さのさかスキー場
気温だいたい0度くらい 雪質は下地の出たアイスバーン
ALCでは、特徴の異なる2種類のプレートをラインナップ。ジュラルミン製プレート2枚を、カーボンシャフトでつなげた『 RC15 』と、ジュラルミン製プレート3枚をつなげた『 MC21 』。
「W」はワイドモデルで、一般的な男性用モデルボードのALLFLEXホールパターンに適合。「N」はナローモデルで、一般的な女性用モデルボードのALLFLEXホールパターンに適合します。
ボードのトーションを使った積極的なライディングに向く『RC15』と、マイルドで落ち着いた挙動の『MC21』。ちなみに『RC15』は、シャフトの本数や挿入位置を変えることで乗り味に変化をもたらすことができます。
まったく異なる性質を持つ2つのモデル。あなたのお好みはどちら?
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引き続きプレートのレビューを行いたいと思います。
販売され始めてから結構経つRC15ですが、今期からセンター部分を固定させるスタビライザーが開発されたということで試乗させていただきました。
今回はゲートコース(SL)で使用させていただきました。
ボードとの密着感の高いプレートなので個人的にSLでの期待感があります。
滑ってみた感想は、その密着感で操作はとてもダイレクトです。
センターのスタビライザーが追加されたことで両脚間でフラフラする感覚は無くなりました。アルフレックス等と比較すると振動吸収の能力は低そうですが、その分パワー伝達は高くエッジングが短く決めやすいです。
重量的にも軽量と言えるので板を動かすのも苦労しません。
ただ、スタビライザーを装備するとカーボンバーのフレックスが半減するのか
今回の4本では自分には硬く感じました。このあたりは簡単に調整できるプレートですのでライダーのベストを見つければいい話です。
難点はGSではこのプレートの特色であるダイレクト感があまり合わない気がするところです。一発でエッジングしやすい分長く踏ん張るのが苦手です。
GSのみアルフレを使用すればOKかなとも思うところですが、プレートの可動方式が違う(アルフレは前後伸縮、ALCはセンターで伸縮)ため、スケーティングの段階から滑走感が変わります。私は不器用なのでプレートの硬さは違っても作動方式は統一したいところです。