19/20 OGASAKA PRO AFX 162.5

こちらも昨年試乗させていただいたボードです

20/21からはLXがリリースされますのでPROとしては最終モデルとなり20/21モデルの販売はありません。

LXも試乗したかったのですがご縁がなく残念です

 

アジア人の小柄な体格でも、ワールドカップの表彰台に上がれることを証明するためのアルパインボード。乗りやすいボードではないが、足が長く大柄な外国人選手とのハンディキャップを埋めてくれるパワフルなボードを作って欲しいという、選手からの要望に応えるべく開発がスタートした。カーボンとメタルを贅沢に使用し、ワールドカップシーンにおいて主流となるロッカー形状を採用しているのが特徴だ。メタルを3枚使用することで重量が増し、低速操作性を犠牲にしているが、小柄な体格から全力で繰り出すエネルギーを受け止め、推進力に変えてくれる。乗りこなすことができれば、どんなボードも簡単に感じるだろう。プロフェッショナルユーザー向けのモデルだ。

 

メーカーサイトはこちら

 http://www.ogasaka-snowboard.com/19-20-pro.html

OGASAKA オガサカ BOOTS CASE ブーツケース 38633 BC-GR スノボ バッグ

価格:3,168円
(2020/4/15 08:20時点)
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外観

写真の説明はありません。

 

ノーズ幅 260mm

ウェスト幅 201mm

テール幅 240mm

サイドカーブ 11.4m

 

川口晃平選手のプロデュースで作られた板ですが今シーズンをもって廃盤らしく

非常に残念です。このシリーズは私も初代から4代目まで乗り継いできたお世話になったボードです。

今回試乗した感じも懐かしさを感じます。板の重さと硬さは近年のレースボードとしてはトップクラスです。その恩恵でのエッジグリップと安定感そして板の走りはこの板でしか味わえない強力なものです。スライド操作も不満なく行えます。

 

難点はその硬さとサイドカーブの浅さでかなりきっちり板を立てて圧をかけないとターンをしてくれません。方向付けからエッジをかけても真っすぐ行くためゲートの内側に入りそうになります。カービングでは大きなターンになりやすくゲートではリスクが大きいです

 

ターンの大きさに縛りの少ないテクニカルでは自由に使えそうな板です

 

 

どんなユーザーに向くか

・テクニカルで攻めた滑りをしたい人

・レースでイチかバチかタイムを出したい人

・ストレートなゲートセットが得意な人

 

超私的採点

カービング 85

スライド  70

ノーズのグリップ 90

テールのグリップ 80

体感重さ 85(重いほど高得点)

体感硬さ 90(硬いほど高得点)

回転性能 55

安定性  95

板の走り 90

コストパフォーマンス 65