2024・2・1 菅平高原スキー場
気温だいたい0度くらい 雪質はややハードパック
ハードブーツユーザーにも沢やタイトな地形、テールのドライブを楽しんでもらえるPTモデル。FATなシェイプにソフトフレックスでタイトな地形にも面で合わせやすい。
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新年あけましておめでとうございます。
今シーズンも可能な限り試乗させていただいたアルペンボードをレビューしていきたいと思います。
2月現在で北海道以外は雪が少なく、短いシーズンになりそうなのと
各メーカーのオーダー締め切りが年々早くなっており試乗会自体が少なくなりそうですが、可能な限り参加できればと思います。
今回レビューするのは異色のアルペンボードです。
パイオニアモスのパウダーボードシリーズの中で3機種あるアルペンの中のひとつです。
かなり古い年式ですが、現行モデルも同じシェイプで中身も同じと思われます。
残念ながらこの日はパウダーは無く、寧ろアルペン日和のハードパックでしたので
整地でのレビューとなります。
滑ってみると
やはりスノースティックらしい超軽量です
ウエストが23cmとソフトブーツでも履けそうな太さで、ノーズもアルペンボードではありえない太さになります。セットバックも非常に大きく、ノーズ先端の距離感はGSボードと大差ないです。
そのため、カービングするには切り返しがもたつきやすく意図的にクイックに大きく動かす必要があります。
また、テールがほぼ無く、ノーズロッカーも前足のすぐ先から始まっているため
センターしか乗るところが無い感じです。
ですが・・・・
これは練習ボードとして優秀と言えます。ポジションや動きのダメ出しをしてくれるボードです。硬い板ではないので低速でいろいろチェックできるのも良いところです。
もちろんアルペン殺しのパウダーデイや春の底なし湿雪の時は楽しいボードになるでしょう。
どんなユーザーに向くか
・セカンドボードで遊びたい人
・目立ちたい人
超私的採点(SLレースボードとして)
カービング 30
スライド 130
ノーズのグリップ 10
テールのグリップ 20
体感重さ 40(重いほど高得点)
体感硬さ 40(硬いほど高得点)
回転性能 100
安定性 20
板の走り 50
コストパフォーマンス 70