20/21 SG FULL RACE PROTEAM 163

2021・4・3 HAKUBA47スキー場

気温だいたい10度くらい 雪質はシャバ雪下地なし

 

 FISワールドカップで圧倒的な勝利数をたたき出していることが、その性能を物語っています。トップライダーからのフィードバックを元に、コンシュマー向けにチューンされた市販モデルはしなやかな乗り心地と定評のあるエッジグリップを実現。レーサーのみならず、ワンランク上のカーヴィングを求めるフリーライダーにもターンの悦びを感じ取ってもらえる仕様となっています。
180と185モデルには従来モデルよりウエスト幅が約1cm細いモデルが新たにラインナップ。ブーツサイズの小さな方やクイックレスポンスを求めるライダー、長めのボードに乗ってみたい女性ライダーにトライしてもらいたい。

 

メーカーサイトはこちら

www.sgjapan.jp

20-21 SG SNOWBOARDS エスジースノーボード Sole Cover ソールカバー ALPINE AP アルペン アルパイン ハンマーヘッド【あす楽対応】

価格:7,425円
(2021/5/18 20:08時点)
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こちらも久しぶりのSGです。

今シーズンのモデルですが来シーズンも継続で、グラフィックも変更なしだそうです。

今回お借りしたモデルは杉本プロが普段使用している板だそうで手入れが行き渡っていました。

あさイチでお借りできたこともあり、白馬の春雪ではありますが整地で滑れたので良かったです。

滑走感は独特の張りと重さがあり、いかにもSGな安定感です。

板の硬さは感じるものの、極端な反発は一切なく、雪面コンタクトを外しません。

カービングは雪面に深く潜ることもなく、跳ねることもない絶妙なフレックスでスルスルと曲がります。ターン自体は深くは曲がらずフォールラインに向かっていきます。スライド系の操作においても引っかかりは無く必要な所でグリップしてくれ、前に進んでくれます。

極めて大人しい性格で、暴れる心配が全くありません。

こういったタイプの板は派手さはありませんがレースにおいては強力な武器になると思います。

 

難点はやはりケスラーなどに比べると重く、スイングウェイトもあるのでそれなりの体力が必要です。

 

テクニカルでの使用は安定感が高すぎてアピールするようなターンがしづらく、できたとしても山回りで強引なアクションが必要で、テクニカルでよく言われる「効率」から大きく外れるのではと思います。

 

 

超私的採点(レースボードとしての採点です)

カービング 105

スライド  100

ノーズのグリップ 95

テールのグリップ 100

体感重さ 115(重いほど高得点)

体感硬さ 115(硬いほど高得点)

回転性能 85

安定性  110

板の走り 90

コストパフォーマンス 80