21/22 OGASAKA LX163

2021・2・21 菅平高原裏太郎ファミリー

気温だいたい5度くらい 雪質はアイスバーン

 

OGASAKA SNOWBOARDSのこれまで蓄積してきた経験や技術を駆使したアルパインスノーボードのフラッグシップモデル。斯波正樹選手が北京五輪で最高のパフォーマンスを発揮するために開発を進めているレーシングボードだ。常時開発を進めているため、斯波選手が使っているものと全く同じ仕様ではないが、市販化できるものとして可能な限り同じ仕様に近づけている。“Lucida(磨く)”と“X factor(未知の要因)”をかけた「LX」は、前例のない結果へ向かって世界に挑む、産みの苦しみの心情を表している。企業秘密の部分も多いが、滑走すれば斯波選手の求めているものを感じ取ることができるだろう。

 

メーカーサイトはこちら

https://www.ogasaka-snowboard.com/20-21-lx.html

 

2017-18オガサカOGASAKAスキーレーシング手袋「GS/BK」

価格:14,938円
(2021/3/7 20:41時点)
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外観

 

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ノーズ幅 259.5mm

ウェスト幅 200mm

テール幅 238.5mm

サイドカーブ 12m

 

滑走インプレッション

今シーズンから販売されている斯波正樹選手が使用しているボードです。

先シーズンは試乗することが出来ず残念な思いをしましたが、今回試乗することができました。非常に期待していたボードです。

外観は今までのPROやRXなどよりノーズに丸みがあり、ケスラーに似た形状です。デッキに妙な形の凸凹があるので場所によって厚さを変えているのでしょう。昔のF2とかにもありました。

外観でも分かりますがサイドカーブがSLボードの中ではトップクラスに大きく、

ターンをするためにはボードを撓ませなければならないのが判ります。

実際滑走してみると、サードカーブの浅さと変態レベルの板の硬さで全力でエッジを立てて圧を掛けてもSLで曲がり切れるターンサイズになりませんでした。

方向付けを使っても、その後のグリップが強すぎて脚への負担が半端ではないです。

初代オガサカPROを使っている人であれば扱える代物かもしれません。

テクニックだけでなく十分な脚力、体重のある人でないとレースでは使えないです。

 自分はこれでGSができそうです。

 

テクニカルであればミドルターンに丁度いいボードになりそうですが踏めないとロングターンになります。ショートターンは論外です。

 

 

 どんなユーザーに向くか

・斯波正樹選手のコピーをしたい人

・とにかく硬い板が好きな人

・難しい板で修業したい人

・体力、体格に自信のある人

 

超私的採点

カービング 105

スライド  80

ノーズのグリップ 90

テールのグリップ 100

体感重さ 120(重いほど高得点)

体感硬さ 140(硬いほど高得点)

回転性能 70

安定性  120

板の走り 90

コストパフォーマンス 50